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瑞光天とは- about -
瑞光天とは

続 出逢いはどんなものでも 天の采配かもしれません


 人と人との出逢いは、結果的に良いものも悪いものだと感じるものもあるのですが、どんなに離れがたく誰かを信じたり愛したりしたとしても、またどれほど憎んだとしても、その人生から次の魂のカタチを得るために変化していく「時」は、必ずやって来るものです。
なぜなら私達は皆、「期限」を持って生まれてくる「いきもの」だからです。
よく考えてみると「本当に嫌だな」と思ってしまうような人でも、その人のお陰で結局は素敵な人との出逢いや、良い仕事に巡り合ったりすることも珍しくありません。
そうすると「出逢い」の全てがきっと、天の計らいなのだと思わざるを得ません。
 絶望的な状況だと感じていたことが、以外にも幸福の入り口だったということも、少なからずあると思います。
多くの場合、嫌な思い出だと記憶してしまうと、そこに登場する人のことは、嫌な思い出としてだけ切り取られた、記憶の一端でしか無いことでしょう。
それでも時の流れの中で、切り取ったと思っていたその場面も、生まれたときからずっと続いてきた人生の一部だということです。
その途上で起こるワンシーンも、今自分が少しでも前進していれば、今の自分を押し上げてくれる要素であったはずです。
 例えば相手の嫌いなところを、自分の「反面教師」と思うことや、自分が相手に勝てなかったと感じる時、「それが何故であったのか」という、自分を見つめる要因となり、それによって自分自身を高めるのに貢献したこともあるはずです。
自分のある部分での負けをを知り、認めてみることは、誰でも嫌な作業と思われますが、実はその人を大きく前進させる「追い風」を起こしている作業ではないでしょうか。
何らかの痛みを味わったばかりのときは、考えたくもない、触れたくもないし触れられたくもない閉塞感の中で、もがいている状態かも知れませんが、その時が実はとても大切なのです。
その「もがいている時」に、自らを助けるものが幾つあるかによって、またはそれがたとえたった一つでも、自らの「救命艇」になることができるかどうかに掛かっていると思います。
 時折人には目前の問題、それは「人間関係」や「仕事の行き詰まり」または「大切な人の旅立ち」や「心を尽くした誰かへの失恋」など、その人生を暗い海に投げ出すほどの苦しみに、さいなまれる日々があります。
そのどれもが、その人の魂を高めるための、一種の「感電」だと言えるかも知れません。
それはあまりに痛くて苦しくて、「このまま人生が終わっても良いかな」と思えるほどのものかと思います。
それでも「感電」した後の、その人に充電された「幸福へのエネルギー」は、自分もその周囲も明るく照らし続けるのです。
何故なら人の心の中には、皆それぞれの「業(カルマ)」という火に焼かれているものがあります。
不安や怖れ、悲しみや怒りの海を、溺れそうになりながら、その心の業火を(辛く痛い海の中で、消火しながら)、魂のステージを上がっていきます。
ステージを上げた魂にとっては、以前苦しんだ業火はもう無いはずです。
「あの時何故あれほど苦しんだのだろう」、という心穏やかな境地を得るはずです。
 その人生の途上で出会った、心穏やかでは居られないような相手への、心のステージを上げる行為は、そういった人生の苦しみに出会ったとき、心を強くさせる要素を構成して行くのではないでしょうか。
そのため冷静に他人を見つめて、認めることや敬うこと、たとえそれができなくても、淡々と生きる心の強さを知るために、嫌いな相手にも心のなかで、いつか「許し」を与えることは、とても大切なことではないでしょうか。
それは相手に「許し」を与えられるようになった、心の平和の証拠であり、魂のステージが上がって行く大きな力を得た印です。
その心の境地自身が、暗い海で感電したその人が得ることのできた、(心に本当に生きる力を与えてくれる)「救命艇」ということではないでしょうか。
 画像は家の小さな庭に、あられが降った様子です。
パラパラ、バラバラと音を立てて落ちてきました。
もうかなり進行した冬ですね。
今日のフィーリングは、岡崎体育氏の「宇宙と長野」、Deep Purple ディープ・パープルの「Child In Time チャイルド・イン・タイム」、Juju ジュジュさんの「やさしさで溢れるように」かな