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瑞光天とは- about -
瑞光天とは

桜満開のイ−スタ−

 今日はイ−スタ−です。

午前中は満開の桜なのに雨が降り、心まで静まりかえってしまいましたが、午後は晴れた空が、「人生もこんな風に流れてくれると良いのに」と思わせてくれました。

一年のうちで最も優しい街並みは、様々な葛藤や忍耐の日々を過ごした心なら、特に有り難く感じるような気がします。 

 一つの家庭の中にも、いつも日が当たらない人もいます。

同じ兄弟でも、その存在に明暗が生じることも多いです。

 それは一人の人が、先祖の不始末による流れを背負う事が有るからです。

例えば先祖が武士の場合、人を殺したり合戦で他家を滅亡させたり、人に罪を着せたりする様な事です。

名を馳せた家門でも、先祖は修道士のように生きた訳ではありません。

人は誰でもそれなりの職業の罪を犯して、仕事でのし上がってゆくのかも知れません。

家名の下敷きになった多くの人々の、無念と恨みがこびり着く家系の血の流れを受け継いで、人々はこの世に生きているわけです。

そのため何か人生の途上で「苦」が手に余った時、「それは先祖の因縁かも知れません」と言われる事が有るのです。

 「一つの家に二本の大黒柱は立たない」と聞いたことが有ります。

つまり栄える大柱の下には、支える人々が居るべきだと言うことでしょうか。

人々にはそれぞれ役割があって生まれてきます。

「立ち上がる人」と「支える人」です。

「人」の文字そのものですね。

その役割以外を望んでも、すぐに満足ゆく結果は出ないかもしれません。

確かにある期間は耐えなければならないかもしれません。

それでも諦めず、目的地への努力を惜しまない自分を鍛える事です。

その為に支えてくれるものが、この世に沢山有ります。

友達や音楽、映画や書物など、文化や学問の中にもそれを見出すことができます。

それらは全て、迷いの中にいる人々への、天の助けかも知れません。

 もしある人が、「自分はこの世の成功者の部類に入る」と思うときは、「自分の為に祈ってくれた人が居たかもしれない」、「犠牲になってくれた人が居たかもしれない」と思いを馳せる日があったなら、その人は更に光り輝く魂を得る道へ、進んでいる証拠だと思います。

 「人々のために命を懸ける」という姿勢で仕事にあたるなら、社会はきっと更に美しくなることでしょう。

「この仕事は人を本当に幸せにしているのだろうか」と心に問いながら生きるとき、まさに天はその人を慈しんで居るのだと思います。


画像は八戸市の八戸公園内の桜の木デス。満開でした。

今日のフィ−リングは、荒井由実さんの「ベルベット・イースター」、東儀秀樹さんの「越天楽今様」、ONE OK ROCK さんの「Listen(featuring Avril Lavigne)」かな