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瑞光天とは- about -
瑞光天とは

本来の青空の下に居ましょう


 人には誰でも良しに着け悪しに着け、他人に話すことをためらう様な、心の秘密があると思います。
自分だけの心の中に、大切にしている幸福感が残っているときでも、「人には言わないでおこう」と思うときも有ります。
人は誰でも自分自身だけの宇宙を持って、その中で生きています。
人と会話して互いに理解出来る時、溶け合う心情の中で、時折幸せを感じることが有るかも知れませんし、憧れの人から掛けてもらった言葉が、心の琴線に触れて、ほとんど一生の宝物と成ることも有るでしょう。
本当に大切にしている思い出や恋心や愛情の輝きは、他の人には言いたくないことの方が多いのではないでしょうか。
それでもある日そんな輝きが、押し寄せる波のような心の苦しみになっていくとき、その苦を流してしまいたくなり、誰かに話して心のバランスを保とうとするかもしれませんが、苦しみの流れが自分でせき止められる範囲ならば、心の秘密は秘密のままです。
 つまり人は、自分だけの世界で人と隔絶した秘密を持ったまま、この世を構成する一人として、他人と溶け合っている様に存在しています。
いくら親しい人でも、自分の心の大切な秘密が広がっている奥の部屋まで、土足で侵入される様だと鬱陶しく(うっとうしく)なり、静かな場所に逃げ込みたくなるものかも知れません。
人は「独りぼっち」だという事を、味わう事も多いかと思われます。
では何故その「独りぼっち」な私たち人間が、この世を生きる上で、他と共感し時折助け、また助けられ、大きな感動を味わえる日があるのでしょうか?
あらゆるところで言われてきたように、この世は人々の修行の場と言えます。
独りぼっちの中で死ぬほど苦しんで悲しんで、そして絶望して、ある時はこのまま居なくなりたいとさえ思う日々は、決して無駄な時間ではないのです。
独りぼっちの四方の壁の中でも、天が見えていて、そこは本当はいつも青い空なのです。
それでも感情がぐしゃぐしゃになった時、厚い雲が垂れこめて一転にわかに書き曇り、大雨に濡れると心に描いてしまうのです。
何度もそんな雨に濡れて、寒い想いや辛い想いをした人が、何故他人に対して優しいのかを、同じ経験をして来た人は、自分の身をもって知るはずです。
 そんな苦しみの中で、人々が手に入れていたものが「共感力」であります。
その「共感力」が心の優しさから出たものでも、歴史を見るとそれが集団となっていくとき、とてつもなく間違った方向へ向かうことも有るようです。
そんな事態を避けるために必要なものは、「真理」を理解することです。
昔からの考え方、何代も続いて来た「教え」の中にも、人々を最終的にどん底に突き落とすような流れを、止める力があるかと思います。
それによって人々が天を敬い神仏を敬い、人々を敬うとき、人にとってあるべき道が開かれて行くものと思います。
その道を見付けた時、自分の本来の不変の青空が、何処までも広がっているのを知るはずです。
 画像は青森県青森市の、みちのく有料道路のパーキングです。
春はまだ少し先かな?
今日のフィーリングは、サザンオールスターズの「戦う戦士(もの)たちへ愛を込めて」、Chicago シカゴの「Questions 67 and 68 クゥエスチョンズ 67 アンド 68」、Sting スティング氏の「Russians
ラシアンズ」かな