開かれた心は争いを避ける
争い疲れたころ、「どうしてこうなったのだろうか」とその経緯をたどってみても、自分だけの主張を繰り返すと、何時まで経っても解決は望めないかも知れません。
自分の立場からだけ、かみ合わない相手を視ると、理解しようとしても怒りがこみ上げてくるため、青空を見るような気持には到底なれません。
昔から言われている、「相手の立場に立って」という言葉がやはり、解決への王道となるかと思います。
それは基本的に優しさの問題であり、「共感力と知性は比例する」と言われている通りかもしれません。
知性と言っても、「難関の大学を卒業した」とか「何処かに留学した」とかの問題ではなく、どこの学校に行っていなくても、「心が開かれているかどうか」の問題であるかと思います。
ただ「人を叩けば、その人は痛いだろう」という推理力が知性の証(あかし)であり、それがあるならば、心を開くことによって人間のわだかまりのかなり奥深くを、理解し得るのではないでしょうか。
社会の色々な現象の見方についても、それが言えるのかも知れません。
一面だけを見てそれを判断して、批判してしまう事も多いのかも知れませんが、実はその別な面にも動かし難い現実があるものです。
多角的な視野は「開かれたこころ」だけが想像できるのです。
開かれた心とは、何なのでしょうか?
それはただ相手の心や立場や背景を理解しようとする、優しい心の事です。
画像はアケビ細工教室の先生宅の、広いお庭咲いていた「フクジュソウ」です。
色々な植物が芽を出していて、あと少しで素晴らしい花畑になるところです。
楽しみです。
今日のフィーリングは、海蔵亮太氏の「初恋」、The Poloce ザ・ポリスの「Wrapped Arpund Your Finger ウラップトゥ アラウンド ユア フィンガー」、チェン・ミンさんの「空」かな