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瑞光天とは- about -
瑞光天とは

お祭りについて考えてみましょう


 お祭りが全国各地で開催されています。
それぞれの歴史を持ったお祭りの中に、心を溶け込ませるために、知っておくべきことが有るようです。
それは多くの場合、祈念や感謝の印として行われるもののようです。
良い品質の収穫や大漁への願いなど、私たち人間に与えられる「何か良い事」に対しての、神様へのお願いやお礼の印という事でしょう。
 もう一つは色々な不穏な現象が続いて、人々がそれを免れるために神を祀り、荒ぶるものを鎮めようとすることが有ります。
これは恐ろしい事が続いたりして気付くことが多いので、人間にとっては不安なことに違いありません。
荒ぶる何かの心を鎮めるため、様々な努力が必要であり、時間がかかることも有るでしょう。
 昔の時代では生贄(いけにえ)を捧げたりすることもあり、そのあとの事は、後の人々の課題となります。
というのは、その場所や生贄となった対象を供養する事が必要になるからです。
それはもしかすると、昔何かの身代わりとなって、生贄にされたことが有るのかも知れません。
その様な場合、そうして死んでいった方の想いが必ず残る筈です。
何故ならどんな人でも、生きて自分の夢を叶えたいし、大切なものや人がきっといた筈です。
その様な思いに、どのように寄り添うべきかを考えても、「供養」という事しか残されていない様な気がします。
 その「供養」のための良いやり方としては、「お祭り」にしてしまう事ではないかと思います。
多くの方々にその歴史の事実を知って頂き、皆でその御霊(みたま)を敬う事です。
その方のお陰で、他の人の多くの不運を免れた事も有るだろうと思います。
キリストの存在を思ってみても、それはよく理解出来る事ではないでしょうか。
多くの人々の不備不徳を背負って、生贄とされることの中に、その御霊は身代わりとなって、人々を助ける事となったかも知れないのです。
辛く悲しい歴史を私たち現代の人間が、過去から現在、また未来に向かって幸福に在りたいと願う時、「お祀り」を「お祭り」という形にする事が良いと思われます。
皆でその御霊を大切にして、その辛さの理解を深めたうえで、大きな供養の印として僧侶による読経やご祈祷、神主による神様への祝詞など、また花火を打ち上げ夜空に美しい光を放ち、沿道で品物を売る人々によって道行く人々もその祭りを味わい、そうしていくうちにやがて、その御霊はきっと多くの人々を救う事の出来るほど、尊い存在になれる様に思います。
その時初めてその御霊も、またお祭りに参加している人々も、一体となって幸福感に満たされることになるかと思います。
お祭りの中には、その様な成り立ちで現代に至るものも、有るかも知れません。
 いずれにしても「お祭り」というものは、我々人間よりも「一段も二段も上の御霊」を祀るため、尊敬と感謝を持って参加したいものだと思います。
これからは出来れば衣服を整えて、心に、今ある自分の命への感謝を抱きながら、一人で静かに、また大切な人と絆を深めながら、また仲間同士で楽しく、お祭りに参加して頂くことをお勧め致します。
画像は「葉っぱの後ろにひょっこりゴーヤ」少しだけ怖い気がします。
今日のフィーリングは、高中正義氏の「Blue Lagoon ブルー・ラグーン」、蘇 宇虹(古筝《こそう》演奏)さんの「赤とんぼ」、嵐の「カイト」かな