気を育てる事は より良い運気を引き寄せる
広辞苑に依れば「気」の意味の一つに、「はっきりと見えなくてもその場を包み、その場に漂うと感ぜられるもの」という言葉が有ります。
それは結局、人の心から発せられると考えて良いのかと思います。
人の持っている「気」は、人それぞれ違うはずですが、「気の強さ」というものは、生まれつき持っている人もいると聞いたことが有ります。
それではどういった事によって、その強い「気」を養う事が出来るのでしょうか?
もちろん強ければ良いというものばかりでは、この世は成り立たってはいないのでしょうが、例えば困難から抜け出すに必要な「気」は身に着けたいものであります。
昔から「病は気から」と言いう言葉が有りますが、大病などの時、危険な状態から抜け出すことのできる何かを、その「気の強さ」の中に見ることが出来るかも知れません。
何度か聞いたことが有りますが、末期の病がある日消えてしまったとか、亡くなったに近い状態から回復したとか、この世には不思議と思われる事が沢山あります。
中国では気功や太極拳などがあり、病院の中に「気功科」という診療科があり、そこへ多くの患者さんが通っていると聞いています。
「気を整える」ということは、人がこの世で平穏に生きるために必要な事であると思います。
その整え方には様々な事が有りますが、共通することは、鍛えるために非常に無理をしたとしても、また自然の流れに逆らわず素直に事柄に従ったとしても、「良い気」を得るためには、その人が心地良い場所に精神が到達している状態であるかどうかではないかと思います。
その為心の状態が整っていないと、良い気の流れを得る事は難しいのではないでしょうか。
良い気の流れの果てに、必ずしも大病が消えてしまう様な奇跡が生じるとは言い切れませんが、何かその人の心身に良い影響は有るはずです。
その気の流れが、その人の人生を変えて行くのではないでしょうか。
その為には心を鍛える事、色々な本を読んだり音楽を聴いたり、神仏に親しむ素直な気持ちも大切なのかと思います。
「気」の話はまたいつかお話ししたいと思います。
画像は、青森県八甲田山の「水連沼」です。
少し曇りの日でした。
今日のフィーリングは、Roberta Flack ロバータ・フラックさんの「Killing Me Softry With His Song キリング・ミー・ソフトリー・ウィズ・ヒズ・ソング」、Air Supply エア・サプライの「Without you ウイズアウト・ユー」かな