あなたの心配なその人は 実は天使かも知れません
多くの家に、いつも体が弱かったり身体の何処かに不自由な所が有ったり、いつもその人の希望や夢が叶わなかったりする方々がいらっしゃるように思います。
家族は皆ある程度順調な人生を送っているとすれば、「この人さえうまくいってくれれば、この家は何の心配もないけれど」と思われたりしますが、その人自身が一番辛い想いをしているはずなのです。
その様なケースに出会うことが有る度、昔読んだ書籍の中に書いてあった言葉を思い出します。
「その様な人々は、その家の償うべき因縁や罪をかぶっている様に見えるが、実はある程度順風な人生を生きる人々にとっては、天の使いのような存在である」
その人がその家にいるお陰で、他の家族がある程度の夢を叶えたりチャンスを掴んだりできると言う事は、あるのかも知れません。
仏の言葉で、「あなたは病に苦しむ天の使を見たことが有るだろうか?」「その人は、誰でも病に苦しむ可能性が有ると言う事を、あなたに教えてくれている天の使いなのだ」という事だったと思います。
貧困の中に居られる方も、事業などの不運で財を失ったり仕事の解雇などによって挫折を味わった方も、同じかもしれません。
その家の持つ罪業の流れを、一人背負ってしまったのかも知れませんし、そんな方はきっと魂の中に、限りない優しさが有るに違いありません。
しかしながら時折その優しさをめがけて、救われたい魂や恨みの消えない魂たちが集まってきてしまう事が有ります。
そんな時のために神仏の存在があり、その教えが有るのです。
その教えの中には、そんな優しい方々が魔から身を守る方法も、必ず有るはずです。
「自分の力だけでこの成功を勝ち取った」と思われている方は、このことを想い起こして頂きたいです。
「受験に合格した」、「良い会社に就職できた」、「仕事が成功し財を成した」などは人生の誉れであります。
それでもよく考えて頂きたいと思う事は、自分が勉強する時間を費やすことが出来た間に、また学校に行っている間に、ひたすら神仏にお願いしてくれた方はいませんでしたか?
そして一生懸命働いてお金を稼いでくれていた方はいませんでしたか?
そんな方々が自分の近くにいらしたなら、あなたは「天の使い」を近くで見ていらして、そしてその方からも多くを学ぶべきではないかと思います。
もし家族の中に、身体を支えるのも辛くて、横たわったまま日々を暮らすことが有る様な方がいらっしゃるのなら、毎日心の中でも「あなたの優しさのお陰で、私はこうしていられます」と感謝の想いを伝えて頂きたいと思います。
そしてそんな方々を救うためにも、神仏の扉を開いて頂きたいです。
画像は七夕のタペストリーです。
とても気に入っています。
今日はきっと、彦星様と織姫様はお逢いになれましたことでしょう。
良かったですね。
今日のフィーリングは、坂本九氏の「見上げてごらん夜の星を」、手嶌葵さんの「星明りのトロイメライ 2021 Remastering], DAOKOさん×米津玄師氏の「打上花火」かな