自分の感覚を信じてみることも大切です
この間、車の夢をみました。
駐車場で止まっていると、目の前の道路で小さな車が壁に激突して、その後から別の車がそれに追突しました。
私は「あの人達どんな運転をしているのかしら!」と叫んでいました。
それで、目が覚めてもなんだか嫌な気持ちになり、3日間ほど運転をするのを止めました。
その時思い出したことがあります。
もうずっと前のことでした。
昔の車はパワーステアリングでなく、タイヤにはホイールキャップというものが付いていました。
ある朝、車に乗って病院に行こうとしたのですが、ドアを開けてドライバーズシートに座ると、まず手が震えて次に足が震え、やがて全身が震えてしまいました。
それはなんだかわからないまま、ただ恐ろしくて恐ろしくて震えているのでした。
遂にエンジンをかけることができず、車を降りて病院の予約もキャンセルしてしまいました。
午後から母がその車で買い物に出ようとしたので、「お母さん、その車大丈夫かなあ?」と言いましたが、前進後退を繰り返してみた母は、「特に悪いところは無さそうよ」と言って出かけて行きました。
それから二時間ほど経った頃、母から電話があり「タイヤが飛んだのよ!」と言われたので驚きました。
出かけるときは何でもなく走行していたそうです。
買い物から帰ってその駐車場で車を動かしてみると、何となく「ゆるっとした」動きだったので変だと思いながらも、急いでいたのでそのまま道路に出たそうです。
走り続けていくと、ゆるゆるとした変な感じが強くなり、スピードをだんだん落として来た頃、左前輪のタイヤが外れて道路の段差にあたり高く飛んだまま歩道を越えて、誰にもあたらずそこにあった広い空き地に飛んでいき、ぐるぐると円を描いて止まったのでした。
「よく誰にもあたらず止まったものだわ」と今でも言うことがあります。
運転歴も長く運転も上手で、車の状態を普段から把握している母だから、それで済んだと思います。
免許を取ったばかりで若葉マークをつけていた私だったら、恐らく大事故となっていたことでしょう。
それにしても行きは普通に走っていたのに、帰りは何故急にあんなことになったのでしょう。
ホイールキャップをしていたのでホイールナットの状態は分かりません。
あまり考えたくないことですが、緩めた人がいるのでしょうか、経年劣化というにはあまりにまだ新しい車でした。
今でも謎です、
はじめに私があの車に乗って恐ろしさに震えたのは、それを全身で予感したからなのかと思っています。
皆様も夢や予感をけして侮らないことを、強くお勧めいたします。
私はあれ以来ずっと、車内を一つの部屋として粗塩を白い紙に包んで、お清めの意味でドライバーズシートの裏にあるポケットに入れています。
運転に不安がある方は、馬頭観音様にお参りすると良いのかと思います。
馬頭観音様は馬を守って下さる仏様であり、現代では馬は車の事でもあるのです。
交通安全には、精神的に強くなることは欠かせません。
「人の挑発に乗らない、すぐ怒らない」など、心が強くなければ自らその人生を傾かせてしまう、悪魔のささやきに心を動かされてしまいます。
「私は一人の修業者なのだ」と決心して、ドライバーズシートに座ることが良いかと思います。
交通安全を守って、運転したいものです。
それは自分の人生そのものを守るのであることに、違いありません。
画像は岩手県宮古市 浄土ヶ浜です。
今日のフィーリングは、MS.OOJAさんの「Be…ビ」、Maurice・White モーリス・ホワイト氏の「I Need You アイ・ニード・ユー」、MS.OOJA ミス・オージャさんの「鐘がなる」かな